日本が先進国ではなくなる!?
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昨日、今日と読売新聞で大きな記事となっていたのでちょっと注目。
経団連の研究機関(21世紀政策研究所)が行った2050年までの日本と世界50カ国の国と地域の長期経済予測。
その予測と提言では、少子高齢化が進む日本はこのままいけば2050年には経済大国の座から転落しかねないとある。
2050年のGDPは、1位が中国(24.5兆ドル)、2位がアメリカ(24.0兆ドル)、3位がインド(14.4兆ドル)と予測されている。
このTOP3は2010年現在のGDPを大幅に上回る経済成長を遂げるとの予測で、日本は4位、2050年のGDP予測は2010年現在と変わらず4.1兆ドル。
まぁ世界のTOP3に入ることに固執する必要はないように思われるけど、それでも現在と同数値っていうのは、つまり成長がないってことで、現状考えればそれは衰退にも等しいんでないかぃ!?
いやはやどんどん出てきますね。
ネガティブなものが。
至るところでいろんな問題が噴出し、おそらく従来常識だと思われていることが、もうそのままで通用するほど生易しい世の中ではなくなったってことですね。
もう、うだうだ言ってられませんね。
みんなで気付かなきゃ。
みんなで認めなきゃ。
ホントヤバイですよね。
僕は「教育」ってことに関心が強くて、社会の問題もつい「教育」という視点から考えやすい。
だって「教育」ってのは近未来への投資にも似た業ですから。
今以上に「教育」ってものによる人材育成に真摯に向き合わなければ、今直近ではツジツマアワセが出来たとしても、30数年先と言わず、10年先にはもう取り返しがつかない事態になるんでしょうね。
特に、これまた僕の関心事ですが、日本のように受験のような指標で教育を考え過ぎていると、すでに社会問題として多くの人が認知している通りの弊害が、より深刻になるでしょう。
つまり、受験ヒエラルキーの中では上位で、いわゆる有名大学に入学(→卒業)してはいるのですが、それに見合った学力開発が十分になされていない膨大な量の「人材」が世に輩出される。
いやー怖いですね。
そういえば最近、自分が大学に進学した頃にはちょっと考えれなかったような学力の人が大学に進学しているということをよく聞く。
ホントによく聞く。
「え?その人が○○大学入ったの?」
まぁその人が単に努力して僕の知っている時のその人ではないのであれば、それはそれで大学進学は当然の結果でしょうが、実際会って話を聞いてみると、僕が知っている時のまま、あまり変わっていなかったりする。
それでいてそこそこ名の知れた大学に進学したことに変なプライドを持ち、とはいえ、まじめに勉強しているかといえば、けっしてそうでもない。
いやーホント何のために大学に行ってんだろ!?
今は大学に行ったってだけじゃ就職すら厳しいんだぞー。
そういう人に限って、
「公務員になろうかな」
とかすぐに言う。
「なんで?」
って聞くと、たいてい
「え?だって安定してるじゃん!?そうそう倒産しないっしょ!」
とか臆面もなく言えてしまう。
恐ろしい。
何かホント恐ろしいです。
だから、僕は少しでも「教育」というところを足場にして闘いたい。
先日、昔の職場の同僚だった人と久しぶりに再会した。
その人こんな風に言ってたっけ。
「公務員の給料半分にするくらいのことしなきゃダメなんじゃん!?」
まぁ半分とは言わないまでも、先の彼のように「安定しているから」のような理由で公務員になってしまう人が公務員の何割かにいるとしたら・・・
それもあながち乱暴な説ではないのかもしれない。
だって税金を使って、国家国民に奉仕する役務を担うのが公務員でしょう。
もちろん一国民でもあるわけだし、一消費者でもあるわけで、自分自身の経済生活というものもあるから、吸収源として公務員という職を選ぶという視点もあって当然でしょう。
でも、職というものにそれ以外の、賃金以外の関心がないというのはどうなんでしょうか。
もちろん初めから有る必要はないかもしれない。
やってみなきゃ分からないってことだってあるから。
それなら給料半分にしてみて、
「それでも私は公務員である」
と胸を張って言える人こそ公務員であるべき人なんでしょう。
そういう気概がない人が国家の役務を国民に代わって担って良いのかどうか。
と、そんなこんなを繋げながら記事を読み進めていたら、「人材・自由貿易」の提言の内容についてこんな記事があった。
『提言は、少子高齢化で働き手が減る中、女性や高齢者の就業を増やす必要がると強調している。「北欧諸国の水準まで30〜40歳代の女性の労働力率を高めることができれば、少子高齢化による悪影響をかなり相殺できる」と指摘し、オランダのように、短時間とフルタイムを柔軟に選択できる仕組みを導入するよう求めた。グローバル競争が激しくなる中、時代の変化を先取りする個性的な人材の育成なども急務だとした。』
「教育」がらみでは最近よく北欧諸国が話題に上がる。
フィンランドしかりである。
ここではオランダも就業の仕組みの例として取りあげられているんだけど、そういえばつい最近、日本テレビの「アナザースカイ」という番組で、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんが出演した回で、オランダが取りあげられていた。
教育評論家だからもちろん教育がらみでオランダがセレクトされたようだが、けっこうおもしろかった。
というかオランダの教育スタイルに感動した。
というか僕が自分勝手に妄想していた実現可能なレベルでの理想の形の一つが実現されていた。
ノーチェックだったことが悔やまれる。
もっともっと前に知っていたら…。
↓興味ある方はぜひチェックしてみて下さい↓
http://www.ntv.co.jp/anothersky/contents/2012/04/post-1114.html
まぁなにはともあれ、もうずいぶん前から経済界からも指摘されている通り、従来の受験型学力をどれだけ高め、有名大学に進学したとしても、もうそれだけでどうこうなる時代ではなくなった。
(例えば、『社会人基礎力』を要チェック!↓)
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htm
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/kisoryoku_image.pdf
『社会人基礎力』を見れば、誰がどう見たって「受験型」では心もとないのは火を見るより明らかでしょう。
多くの人が「良い」就職先を確保するために「良い」学校に進学しようとするのに、
「良い」就職先である企業からは「単に」「良い」学校に行ってたというだけの人には「No!」を突き付けますよという何とも悲惨な、ある面からみれば当然の事態となっている。
さぁ皆さん、気付かなきゃ。
気付いているなら、考えなきゃ。
アタマを使っているなら、動きださなきゃ。
「答え」なんてないんだよ。
もともと「答え」なんてないけど、今までは「答え」らしきものがちゃんとあって、それを求めていればまず間違いないという事態があった。
でも、今はもう違うんですよ。
ホントに「答え」は自分で出していかなきゃいけないんですよ。
定期テストの点が20点上がった人がいる、とか、
●●大学に合格者を何人出した、とか
そういう文句ばかりに引きずられて、自分の自分たちの行動を決定してしまうのではどうなんでしょう。
自分の自分たちの人生の選択を見ず知らずの誰かに全権委ねてしまうつもりですかね。
考えなきゃ。
時にリスクもとらなくちゃ。
直線的な行動だけじゃなくて、右往左往、紆余曲折して、いろんな壁にぶつかんなきゃ。
そういう体験があるかないかでその後の思考や困難への耐性は大きく変わる。
テストがすぐに20点上がったら何だというのだ。
そういう積み重ねの結果、東大に入れたからといって何だというのだ。
テストが上がったその先に、東大に入ったその先に、何かを見出せるように、次の何かにつなげることができるようになっていないのならば、そのテスト+20点、東大合格という結果は何の意味があるのでしょうか。
おそらく前回紹介した学習塾はこうした問題に立ち向かおうとしているんだろう。
受験という「よくわからん」仕組みからの脱却を図ろうとして、でも政治家集団ではない彼らは仕組みを変えることではなく、自分たちから変わろうとする姿勢で闘っているはずだ。
だから僕も含めて皆さんも、闘わなきゃ。
まずは他の何でもない、何より自分自身と。
涙ほほをぬぐった顔で
夏の午後 教室とび出して
培った小さな夢と
ゆらいだ心 横風になびき
怖がって つまはじかれて
弱くなって 雲を眺めて
変わり続ける無限の空は
僕の気持ちを吹きかえすだろう
はしゃぎまわる みんなの顔を
思い浮かべて 1人になった
昨日までの楽しい想いは
疑心暗鬼と消え去って
本当に正しいことなんて
誰にも解ってないのに
顔色をよみ 作り笑いで
まわりに合わせて手を挙げるんだ
まるで他人事みたいに 自分の心を売ってしまう
そんな当たり前のことと ねぇ 君は間違っていないかい?
みんなに気持ち流されて
集まった100人の声が
いつもその答えだけが
正しいとは思えないんだ
教科書は何を伝えるのだろう
ルールとモラルは何を変えるのだろう
人の心とやさしさと勇気
夢と現実 時にはすれ違い
本当に正しいことなんて
誰にも解ってないのに
顔色をよみ 作り笑いで
まわりに合わせて手を挙げるんだ
まるで他人事みたいに 自分の心を売ってしまう
そんな当たり前のことと ねぇ 君は間違っていないかい?
みんなに気持ち流されて
集まった100人の声が
いつもその答えだけが
正しいとは思えないんだ
(『Answer』/SOFTBALL)
学習塾ラーニング・ラボ(横浜天王町教室)
http://learning-labo.st-community.jp
要チェック!
- 2012.04.18 Wednesday
- 教育の話
- 02:08
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- by エイプマン


